家の中で、一番大きな面積を占めるのは、間違いなく壁です。
よって、壁紙が室内の雰囲気を決定するのに、一番の役割を担っているといると言っても過言ではないでしょう。
そういう理屈もさることながら、壁紙選びは、家づくりの過程で、一番楽しかったもののひとつであります。
硬軟両面からも、壁紙選びは重要な位置づけと言って良いかと思いますので、後悔がないようにしたいものです。
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壁紙選び
一条ルール、急がされる壁紙選び
一条工務店では、設計を終わらせる段階で、全ての仕様を決めておかないといけません。
壁紙も例外ではなく、全て決めておく必要があります。
HMによっては、建築中に、ゆっくり壁紙を選べるというところもあるようです。
気持ち的にも時間的にも、その方がどれだけ楽だったかと思います。
決めることが多すぎる中で、壁紙を全て決定していくのは、大変でした。
そういった制約がある中で、少しでも後悔がないようにと考え、私はショールームに足を運びました。
どこから選ぶ壁紙
一条オリジナル&一条オプション
壁紙を選ぶ段になると、一条の標準の壁紙カタログが渡されます。
その中には、料金の追加のかからないものと、オプション代がかかる壁紙とが、同じファイルに入っていました。
ファイル1冊分に、全ての壁紙が収められていました。
そう、1冊で全部です…種類は、少ないです。゚+(σ´д`。)+゚・
壁紙メーカー
そこで登場するのが、メーカー品です。
オプションで、メーカー品の壁紙を貼ることができます。
各メーカーでは、どのカタログを選べば良いの…というくらい、カタログも何冊もあり、種類が豊富です。
色合いも柄物もたくさんあり、見ているだけで楽しくなるカタログたちです。
一条工務店のモデルハウスでも、主要メーカーの壁紙カタログは用意されていますので、見ることができました。
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ショールームへ
壁紙メーカーのカタログは、インテリアの参考になる写真がいっぱいで、見ていて飽きません。
部屋の写真があると、こんな雰囲気のお部屋になるんだと、想像がしやすいです。
しかしながら、カタログだけで選ぶのは、容易ではありません。
種類もたくさんですし、写真だけではイメージがわきにくかったですし、質感の確認もできません。
百聞は一見如かず…やっぱりショールームで専門家に相談しようと思いました。
サンゲツとリリカラに予約を入れました。
サンゲツは、すぐに予約が取れましたが、リリカラは1ヶ月以上先でした。
サンゲツ
サンゲツは、、ショールームが大きく、スタッフも多く、キャパが圧倒的に大きかったです。
事前予約をするのがベストだとは思いますが、当日に、順番待ちで案内を待っておられる方もいました。
担当の方が付かずに、自由に見ることもできるので、ご自分たちだけで見ている方もいました。
一条工務店には、ICさん(インテリアコーディネーター)がいないので、私はそれぞれのショールームで、専門家の方に相談したかったために、事前予約をしました。
都度、間取り図を持って行き、「この部屋はこういう雰囲気にしたいので!」と説明をしなくてはいけなかったので、ICさんがいないことのデメリットを強く感じました。
私に付いてくださった方からは、こういう壁紙はどうですかというお勧めはありませんでした。
とにかく、好きなものを選んでみましょうと言われて、大量の壁紙サンプルを目の前に並べられ。
そして、その中から、さらに選び抜くということをしただけです。
んーーー、期待していたような提案を受けることはできませんでした。
サンゲツショールームでの収穫は、ポスターサイズの壁紙サンプルを見られるということでした。
シンコール
リリカラの予約日まで時間があったので、シンコールのショールームにも行きました。
サンゲツの反省をもとに、予約無しでです。
それほど大きくはないショールームで、係員の方もそれほど多くなく、こじんまりとした雰囲気。
お茶など出してくださって、楽しかったです。
壁紙は、パネルに入ったものは一部で、それ以外は引き出しに重ねて入れてあるので、見やすいとは言えないですね。
カタログを見て、そこで気になるものを引き出しから出す形式。
なので、パッと見て気に入ったものを探し出すというのは難しかったです。
それに、サンプルサイズもA3サイズくらいと小さ目。
展示してあるものから選ぶのではなく、カタログ上で見て、気になったものの、実際の色合いと質感を確認するためという使い方のショールームだと思いました。
例えば、カタログで見ると、どれも「良いな」と思ったもの。どれも、一見似たような壁紙ばかりです。
でも、このように実物を比較してみると、断然に一番下のが良かったです。

比較するために行くショールームでした。
リリカラ
リリカラのショールームは、待ちに待ったものでした。
かわいい壁紙が多いと聞いていただからです。
規模としては、サンゲツとシンコールの中間くらいでした。
大きなパネルでの展示でしたので、サンゲツ同様、こちらもイメージは分かりやすかったです。
そして、おススメセットの方式で展示してあったのが良かったです。
例えば、アクセントクロスとその他の部分の壁紙のおすすめの組み合わせがあったり、トリムの組み合わせのサンプルもとても参考になりました。
ただ、こちらで付いてくださった担当の方も、積極的にアドバイスということはありませんでした。
こちらが選んだものについて、「これは、○○に貼ったらどうでしょう?」という聞き方をすると、返答くださいました。
やはり、ICさんとは違いますね。
ICさんは積極的に提案をしてくださるイメージで、ショールームの担当の方は、こちらが迷っていたり困ったときにアドバイスをくださるというスタンスなんだと感じました。
ICさん的な提案を期待していくと、どうしても物足りなく感じてしまいます。
まとめ
ショールームに出向いて、たくさんのサンプルをもらってきました。

これは、ほんの一部。
でも、たくさん見たことで、本当に好きなものを選ぶことができました。
「これとこれとこれは、絶対に使う!」という気に入ったものがありました。
やはり、できる限り実物を見る。
ショールームに行けなければ、サンプルを取り寄せる。
労力は必要ですが、その分、気に入った空間が出来上がると思いますので、おススメです。
一方で、積極的提案を受けられるという期待は、あまり持たない方が良さそうです。
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