設計を始める前に、こだわりポイントをまとめて、家のテーマを決めておく




一条工務店と契約を結んでから、実際に動き出すまで3週間待ちました。

設計士さんのアポイントが取れなかったためです。

それくらいの期間は、一条側からしたら、そんなに驚くことではないのでしょうが、待ちわびている顧客側にしたら、この間はやきもきやきもきです(;^_^A

上棟日はすでに決まっており、打ち合わせのお尻が決まっている以上、一刻も早く打ち合わせを始めたいのは、施主としての当然の心情です。

この時期は、家を建てるワクワク感で、理想がどんどん膨らんでいき、いろいろなブログで情報を収集し、より一層気持ちは暴走していきます。

とはいえ、この間にやれることはあまりないので、間取りの希望をまとめたりしながら、設計士さんとの出会いの日を指折り数えて待っておりました。

その間に、設計士さんに渡す書面にまとめたことです。

 

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変えられない条件、土地

建て替えのため、土地は決まっています。

広さは、約40坪で、建ぺい率が50%、容積率が80%です。

よって、どうあがいても、30坪の家しか建てられません。

そして、駐車場の位置も固定されていましたし、隣家との距離や北側斜線制限等を考慮すると、家の形はおのずと決まって来ます。

旧宅と形は、変えられないということです。

多くの制限が掛っていて、まるっきり0からの自由設計とはなりません。

考えようによっては、これくらいの制限が掛っていた方が迷いすぎ無くて良かったかも!?と、負け惜しみを言っておきます。

本当は、あと半マス出したかった、ずらしたかったようなことはありました。

でも、なんせ、土地ギリギリですからね(T▽T;)

希望を整理する

土地の大きさと形に制限がありますので、全ての希望を盛り込めることはできないと、最初から分かってました。

それでも、注文住宅を建てるのだから、出来る限りの希望は叶えたい!

なので、設計士さんに会う前に、自分としての希望を整理しました。

 

絶対に外せないこと

採光

南面に家が建っている土地なので、旧宅は暗かったです。

特に、冬場は午後から暗くて寒かったです。

家を変えたいと思った最大の理由は、採光でした。

 

外せないこと

玄関への2 way access

最近のモデルルームでは良く見かける仕様ですよね。

あれ、初めて見たときには感動しました。

私は、いつも靴を脱ぎっぱなしで、親にもオット氏にも怒られていましたので、私専用のぐちゃぐちゃにしておいて良い玄関(笑)を作るのは、必須でしたー( ̄∇ ̄+)と干す場所の動線

洗い終わった、濡れた衣類は、重いです。

それを持って、階段の上り下りをする度に、なんとかしたいと思っていました。

干す場所を1階に下すか、洗濯機を2階に上げて、重い洗濯ものを持って歩く距離を縮めることはmustと思いました。

 

1階2階にそれぞれ収納部屋

片付けが苦手なんです。

なんでもかんでも詰め込める場所が欲しい。

 

明るいキッチン

長い時間いる場所なのに、いつも暗かったのが辛かったです。

なにはともあれ、明るいキッチン。南東の角に配置しても良いと思うくらい。

 

できれば採用したいこと

L字キッチン

作業スペースの広いキッチンが欲しかったです。

料理を作りながら片づけるのは苦手です。

とにかく全部を出して、全部を作って、最後に一気に片づけるタイプ。

なので、広い作業スペースが欲しかったので。

そして、動線を良くする。

そのためには、コの字か、せめてL字キッチンが欲しい。

 

奥行きの広いバルコニー

旧宅では、1.5マス幅のバルコニーでしたが、洗濯ものを干すと、行き来ができません。

最低でも2マス幅のバルコニーがないと、スムーズに洗濯ものを干すことはできません。

 

ロフト

建築面積に入らない天井高140m以下の部屋。

床面積が広げられるならぜひ、と考えていました。

収納場所は、多ければ多いほど良いと思います。

 

まとめ

間取りを決めていく過程を振り返ってみると、自分がいかに動線にこだわっていたのかが分かります。

家事を日々こなす上で、最短距離で作業が進められる=時短…という考え方が、私にはあったからだと思います。

動線動線言いすぎて、設計士さんに、言われましたヽ(;´ω`)ノ

「ふわふわ☆わんこさんは、動線にこだわりがあるので、その分収納が減ります」、と。

細かな収納を家のあちこちに作るの定石だけれど、「通れるように。」の要望をかなえようとすると、収納を減らして通り道にすることになるわけですね。

設計士さんと間取り作る前に、自分としては、「採光」「動線」「収納」の3本柱として挑みましたが、結果としては矛盾するテーマだったということが、今となっては分かります。

そのために、実際に間取りを作り上げていく過程で、迷い、悩みがたくさん生じました。

ひとつを選択するということは、ひとつを諦めるということです。

ひとつひとつ選択していく結果、たくさんのものを諦めることになりました。

それでも、こだわりのテーマを持っていたので、そこに当てはめて、ひとつずつ決めていくことができました。

諦めつつも、少しでも満足度の高い間取りを作り上げられるように奮闘した過程を、次記事では、振り返って行きます。



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