ツーウェイアクセスの存在を知って
理想の玄関とは
玄関は、家の顔であるとともに、毎日通る場所であるため、使い勝手良く、かつ、整った状態を保つことができるようにする必要があります。
わが家に建て替え案が浮上し、住宅展示場を訪問し始めて、初めてシューズクロークというもの、それによってツーウェイアクセスが可能になるということを知りました。
玄関から直接通り抜け可能(ウォークスルー)なシューズクロークを玄関の隣に配置することで、リビングまで家族が通り抜ける動線と、来客が通るオフィシャルな動線の二つを作るという間取りです。
絶対に採用したいと、最初から強い思いがありました。
家のことに関してほとんど口をはさまず、私のやりたい放題にさせてくれる天使のような?!オット氏ではございましたが、そんなオット氏も two way access を作ることにはこだわっておりました。
オット氏の理想は、玄関入ったときに何にもない状態というもので、靴が見えている状態は許せないんだそう。
言い換えると、靴を脱ぎ散らかしていても、玄関から見えない状態であるのならば許せるのだと。
そんなわけで、二人の意見が一致したわが家ではウォークスルーシューズクロークを作ることとしました。
出来上がった間取り
狭いながらも、ウォークスルーのシューズクロークを作ることができました。
この場所へは、左側の玄関からも、下側にあるキッチンからも来られます。
そして、リビングを通らずに、キッチンと玄関を通り抜けることもできるようになっています。

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こだわり満載のシューズクローク
ウォークインパントリーの下はキッチンなので、家に入ると、収納スペースを経由してキッチンへと入っていくことになります。
たったの1.25帖の狭い空間ですが、こだわり満載ですので、ご紹介させていただきます。
こだわり1 玄関と仕切れる
左側の入り口は、引き戸で仕切れます。
基本、あけっぱだとは思いますが…(๑´ڡ`๑)
玄関開けたときに何もない空間をお望みのオットでしたが、それは叶いませんでした。
実は、玄関の向きが、どうしてもシューズクローク向きになってしまっています。
でも、何かあったら閉めて隠せる、これ大事(๑• ̀д•́ )✧ドヤッ
こだわり② シューズウォールを玄関ではなくシューズクロークに設置
右上に、2枚扉のシューズウォールを設置しました。
玄関には靴箱を設置せず、シューズウォール内だけです。
上部はふさがない仕様です。
上部に重いものを乗せないでくださいとは言われましたが、もちろん、物置用に開けました。
最初に希望したのは、扉なしの全面棚になっているような靴箱でした。
上から下まで全面靴を収納できるのが理想。
しかし、設計士さんの、「ひとつはタダなんだから、付けましょうよ。扉は外せますから。」という言葉に負けまして、標準の靴箱を付けました。
扉は、そのまま粗大ごみかもと思いながら、何足靴が入れられるかを数えたりして、半分妥協して、一条工務店の標準の靴箱を設置しました。
結論からいうと、違うものを付けたら良かったかなと思っています。
靴の収納場所が足りてませんヽ(;´Д`)ノ
こだわり③ 斜め框
ここでも、斜め框施工にしてます。
というのは、家側からシューズクロークに物を取りに行くときとか、
靴を仕舞ったりするときに、わざわざ靴を履くのがめんどうなので、板の間を歩きたい。
下の赤い矢印の動線を確保するために、框を斜めにしました。
なんとかうまく直角で作りたかったのだけども、使いやすさを考えて、斜め施工となりました。
こだわり④ 稼働棚を設置
靴箱の対面は、稼働棚を設置してあります。
ここには、ふわふわ☆わんこのお散歩グッズやら、物置にしまうような、雑多なものたちを収納予定です。
まさに、クロークとしての役割ですね。
そして、見えない場所に設置したかったパイプスペースも、ここに持ってきました。
こだわり⑤ ホスクリーン
ホスクリーンも設置しました。
雨の日にね、ふわふわ☆わんこたちのカッパとバスタオルを掛けて干す場所が必要でした。
玄関にホスクリーンは難しいですが、シューズクローク内であれば、可能となります。
こだわり⑥ 窓
空気の入れ替えと、明かり取りの目的として、窓を希望しました。
一条工務店の家は、基本的には窓は開けない仕様ですが、そうは言っても、シューズクロークに匂いがこもるのは避けたいです。
こだわり⑦ 下地
棚が付かない面には、下地をいっぱい入れておきました。
ワンコのリードをひっかけるフックを付けたり、
カギやハンコ置く収納スペース作ったり、細々とDIYしたいと思ってます。
下地はあとからは入れられないので、先に多めに入れておきました。
まとめ
動線の要として、ウォークスルーシューズクロークを設置しました。
この収納空間と動線を確保するために、居室スペースを犠牲にしました。
でも、居室部分を削ってでも、使いやすい家を作るという方針を貫き通しました。
来客時はもちろんのこと、業者さんが突然に見えても慌てること無く、常に玄関を整理整頓しておくことができています。
それは、自分自身が帰宅したときも、やはり気持ちの良いものです。