間取り決定は、妥協の積み重ねだった 途中経過 1階編




3回目の打ち合わせ終わった時点の間取りについて、振り返ります。

この時点で間取りの方向性は決まったものの、眼の前に提示されている間取りに、いまいちしっくり来ていませんでした。

5回予定されていた打ち合わせのうちの3回が終わっても、まだ間取りが確定していません。

設計士さんの神の手で、キラキラ光り輝く間取りが出来上がるのだろうとう幻想が、音を立てて崩れ去る時期でもありました。

それでも、打ち合わせは毎回、きっちり2時間で終了。

2時間くらいたつと、誰からともなく、じゃあ、おしまいですね的な空気になります。

何時間も打ち合わせにかかりましたーってブログを多く見ていたので、気合いを入れて自分の打ち合わせに臨んでおりましたが、毎回拍子抜けでした。

 

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間取り 途中経過

3回ほどの打ち合わせを経て、1階は、このようになっていました。

限られたスペースに、LDK、SIC、ウォークインパントリー、トイレ、洗面台を詰め込みます。

わが家の特徴としては、吹き抜けとリビング階段を兼ねて、階段を南面に設置予定です。

あまり南面に階段を持ってくることはないと思いますが、わが家には吹き抜けと階段を別々に作るスペースがありません。

背に腹は代えられないですし、ここは一条工務店の強みを生かすことにしました。

吹き抜けと、オープンステアが売りのHMですので、可能だった間取りと思います。

本来であれば、南面に大きな窓を配置するのがベストなのでしょうが、叶いませんでした。

悲しき首都圏の住宅事情で、どの道、庭が無くて景色は隣家の壁なので、壁でも良いのですが、リビングが暗くなるのではという不安は、住んでみるまで解消はしませんでしたね。

 

課題は二つ

細かいところは未定のこの時点でも、大きな課題が二つありました。

課題1 耐力壁の問題

まずは、どのお宅にも登場する耐力壁です。

家を支えるために、絶対に取り外せない壁のことです。

パネル工法2×6で建てる以上、家を支えるために壁が必要であることは分かっているんです。

ただ、なるべく広く取りたいリビングの両サイドにふたつの壁は、残念すぎます。

南の壁沿いには、階段を支えるために、左右どちらかに壁が出ます。

私としては、いっそのこと、入口との対になる真ん中の方がマシだと思うのです。

が、左端の方が可能性が高いだろうと。

構造計算の結果、どちらかに壁が決定します。

その壁次第で、階段は右上がりか左上がりかが変わるそうです。

ヤダーーーー、耐力壁、全部いらんっっっ。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

 

課題2 玄関周辺の間取り

二つ目の課題は、玄関周辺の間取りです。

間取りを見ていただいてお分かりいただけると思いますが、なんだか、収まりがとても悪いです。

無駄なスペースが多い感じがするのです。

確かに、希望通りのtwo way accessな玄関です。

しかし、イメージしているのとは違います。

この間取りだと、ファミリー玄関で靴を脱いで、キッチンにもリビングにも辿り着くには、納戸をぐるっと一周しないといけません。

そして、広い土間は、一見魅力的に移りますが、ここは通路となるので、あまり収納としては使えません。

 

まとめ

この時期は、焦りと、ある意味絶望感がありました。

満足のいく間取りには出会えないのではという絶望感です。

次から次へと出てくる課題に、妥協の連続です。

妥協しかしていない間取りの家で、本当に満足できるのか。

それを乗り越えたは、やっぱり自分で悩んで自分で決断するということだったように思います。

この間取りから、最終的な間取りを見つけ出したのは、やっぱり自分自身でした。



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