床オプション-朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムをオススメする訳




家の雰囲気を決めるのに、壁紙と双璧をなすのが、床 フローリングです。

床選びを悩む方は多いと思いますし、それだけ重要な位置づけであるとも言えます。

わが家も例外にもれず、床選びに右往左往いたしました。

一条工務店の床オプション-4種類のライブナチュラルリミテッド

わが家が検討を始めた当時は、朝日ウッドテックのライブナチュラルリミテッドシリーズがオプションとして追加になったころでした。

一条工務店オリジナルの床に加えて、チーク、サペリ、カリン、ブラックウォールナットの4種類の床が選べることになったとのこと。

どれを選んでも、坪単価8,000円(2015年当時)でした。

展示場にはサンプル板がありましたが、1枚分ではイメージがわかないので、朝日ウッドテックのショールームにも出向きます。

朝日ウッドテックのショールームで現物確認

展示場サンプルとは違う色!?

ショールームには、1畳ほどの広さで貼ってあるので、1枚きりのサンプルよりも、だいぶイメージが湧きやすいです。

手前から、カリン、チーク、サペリです。

 

あれあれあれーー、思ったよりもサペリの色が濃いし、チークの色が薄いっ!?

案内してくださったショールームの方に私の印象を伝えたところ、チークは、経年で色が薄くなると教えてくださいました。

ここに貼られたものは2年くらい経過したものだそうです。

目からウロコとは、まさにこのこと。

経年による色合いの変化のことなど、考えてもいませんでした。

経年変化の度合い 新品との比較

新しいものとの色の比較ができるように、サンプル材を床に並べてくださいました。

チークの床に、3枚のチークのサンプル材です。

写真だとそれほどの色の違いは分からないかもしれませんが、サンプル材の方が、茶色味が強いです。

それから、濃い茶色の線が入ることがあるが(一番下の版みたいに)、これも、経年で馴染んでくるとのこと。

 

個人的な印象

このショールーム訪問の結果、私の中ではサペリは消えました。

一番気に入ったのは、カリンです。

カリンの華やかさは、ほんとに美しい~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

ただ、カリンはいろんな色味があるのが特徴なので、実際に出来上がってみないと、どんな色合いになるか分からないというリスクもあるそうです。

サンプル板と異なった色味になることもあり、イメージと全く違ってくる可能性がないわけではないらしいです。

チークも、思ったよりもとっても良いっ。

でも、旧宅と似た色合い…要は、無難という。あえて、オプション代金を払ってチークにするほどでもないかな。

 

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新オプション登場(2015年)-4種類のライブナチュラルプレミアム

その後、ライブナチュラルプレミアムシリーズも、一条工務店のオプションとして追加となりました。

ずっとライブナチュラルプレミアムが気にいっていたので、この超朗報に嬉しくて小躍りしたのを覚えてます(笑)

再びショールーム訪問

ライブナチュラルプレミアムについては、まだ、展示場にサンプルすらなかったので、再びショールームにまで足を運びました。

ショールーム、2回目の訪問です。

展示場の入り口の一番目立つ場所に、ライブナチュラルプレミアムの床は貼ってありました。

朝日ウッドテック社の看板商品だというのが分かります。

実際の商品は予想を超える素晴らしさ

比較しやすいように、貼り分けているところ、中央部分の写真を撮りました。

左上:ブラックウォールナット、右上:オーク、左下:ハードメイプル、右下:ブラックチェリー。

どれも、色合いも美しく、なによりも溝が深いのが無垢床風で素敵なのです。

裸足で歩かせていただきました。

足にふっとなじむ感覚が、なんとも心地よい。

見た目もさることながら、質感も予想以上に素晴らしかったです。

実物を見て触れて、一瞬で心は決まりましたね。

あとは、色を決めるだけですヾ(o′▽`)ノ゙

商品を案内してくださった方は、朝日ウッドテック社としては、ライブナチュラルプレミアムはどの木材でも自信を持ってお勧めできますとのこと。

その中でも、ブラックウォールナットを選ぶ方が一番多いですというお話でした。

ライブナチュラルプレミアムの経年変化

こちらは、もらってきた床材のサンプルです。

展示場に貼ってあったものとは、だいぶ色合いが違いますね。

 

やはり、リミテッドと同様、プレミアムの床も経年で変化をしていきます。

どの床材を選んでも経年変化が、楽しめそうです。

金額

新オプションとして出たばかりの当時は、坪単価という形での値段の発表はされていませんでした。希望の床材を伝えて、本社で計算しますということでした。現在では、はっきり坪単価が出ているようです。

ちなみに、30坪程度のわが家では、ハードメイプルは60万円ほど、ブラックウォールナットで110万円ほどの追加オプション代でした。

そして、ブラックチェリーがオプションから外れたと聞いています。

それぞれの坪単価(最新のものは、各担当の方にご確認ください。)

  • ハードメイプル:23,000円
  • オークN-45°:34,000円
  • ブラックウォールナット42,000円

 

一条工務店特有の問題から来る、床の色決めの難しさ

階段の色は3色のみ

さて、選べる床の種類と値段が出そろったところで、最終的にどの床を採用するのかを決定します。

色の好き嫌いだけでいうと、ブラックチェリーが一番好みでした。

しかしながら、一条では考慮しなければならない問題があります。

それは、階段との色合わせです。

床材は比較的自由に選べますが、階段は、一条の決まったものから選ばざるを得ません。

その種類は、たった3色。ライト、レッド、ビターです。

この3色と床の色合わせをしないといけません。

リビングに大きな存在感を放つオープンステア、床との色のマッチはすごく気になるポイントです。

床材と階段の色の違い

パターンとしては、階段と床とを全く違う色にするのもありです。

でも、私は同色にしたかったので、自ずと選ぶ床の色は限定されてしまいました。

サンプルで床と階段の色合わせをしてみました。

棒が、階段の色です。左がライト、右がレッドです。これ以外にビターがあります。

どうでしょう。

結局、どの組み合わせの色も全く同じではありません。

一条の階段の色は、どうにもトーンが合わせにくい感じです。

中央下がブラックチェリーの床ですが、ライトともレッドとも、いまいちしっくりしない感じです。

強いていうなら、右上のカリンとレッドという組み合わせでしょうか。

 

まとめ

一条工務店の床の選択肢は多いと言って良いと思います。

しかしながら、床と階段との色味を同じにしようとすると、あきらめざるを得なかった色がありました。

床の種類が多いからと言って、床の色を自由に選べた訳ではなかったケースです。

オープンステアの色の選択肢を増やすのは難しいだろうなと思います。

なので、好きな色の床を採用するには、床と階段の色が異なっていても、上手にインテリアとしてイメージを作っていくことが重要になりそうです。

結局、わが家は一番似た色合いで、無難にハードメイプルとライトの階段を合わせたのでした。



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