家を建てるにあたり、フレンチシックなインテリアに憧れており、照明にもこだわろうと考えていました。
設計中の照明計画は、楽しい作業のうちのひとつです。
イメージをふくらませるために、カタログも、オンラインショップも、インスタ写真もたくさん見ました。
パナソニックのショールームにも足を運びました。
しかしながら、実際に設置された照明は、思い描いていた通りにはいきませんでした。
選んだ照明は、下記記事をご参照ください。
設置されるとイメージは大きく異なる
さて、建築現場も後半にさしかかり、採用した照明たちが、やっと日の目を見る日が来ました。
上棟57日目、だいたい2ヶ月目のことでございました。
設置すると小さく見える
リビング
手前は吹き抜けを照らす照明、奥がリビングの照明。
ん、んんんんん!?なんか、小さい(T▽T;)
部屋の広さに比して、せっかくアイアン風なのに、存在感がなさすぎる。゚+(σ´д`。)+゚・クスン…
近くで見ると大きく見える照明ですが、天井に吊るすと、予想よりも小さく見えます。
1階トイレ
1階トイレも、ちっともしっくり来ない。
やはり、照明が空間に比して小さすぎて、バランスを欠いているのです。
なんなのなんなの、この残念すぎる感じっ。
照明単体で見るとかわいい照明なのに・・・。
玄関ホール
一方で、こちらは、付けすぎたかと思っていて、実際には成功した場所です。
設計時は、こんなところに2つの照明は多すぎると思っていました。
しかし、実際には素晴らしく美しい空間に仕上がっています。
狭い空間でしたが、2つあって、バランスが取れています。

色味の違い
1階の洗面台もしかり。なんともいえないちぐはぐ感がありました。
こちらは、大きさというよりも、色味が合いませんでした。
私自身は、ゴールドが大好きなのですが、フレンチシックには、やはりシルバー系、グレイ系などの寒色でまとめるべきですね。

多くの場所の照明が、想像とはかけ離れた仕上がりになっており、ただただ、残念。
考えに考えて、選んだ照明が、こんなにもことごとく合わないとは思いませんでした。
やはり、3次元空間をイメージすることはとてもむずかしいことだと実感しました。
イメージ違いを回避するために、施主支給のオススメ
わが家は、照明はすべて一条工務店にて手配をしてもらい、設置までお任せをしました。
それは、あとから自分たちで設置することの煩わしさを省略したかったからです。
そのためには、机上の段階ですべての照明を決めておく必要がありました。
しかしながら、設置された照明を見たときのがっかり感を思うと、もうひと踏ん張りしたほうが良かったかなと思います。
設計時は、あらゆることを決めるため、多忙な時期です。
実際は、決めてしまったあとの期間に、気持ち的時間的余裕ができて来た段階で、たくさんの素敵な照明と出会いました。
そう、施主支給。
引渡し後に、自分たちで照明を設置することです。
引っ越し前のひと作業が増えますが、より満足度の高い空間を目指すなら、施主支給をオススメします。