一条工務店 i-smartの誇るべき充実した標準の住宅設備 坪数によっては採用できないものも




一条工務店の大きな魅力のひとつは、標準の住宅設備が充実していることです。

その中でも、i-smartの充実度からは、一条工務店の力の入れ具合が良くわかります。

他のホームメーカーであればオプションとなって追加料金が発生するようなものも、料金が変わらないで導入できるものが多々あります。

わが家が建てた2016年ころとは、ルールが変わっているところも少なくないので、最新情報については一条工務店に直接ご確認ください。

標準の住宅設備とは

一口に標準品といっても、2種類に分けられる気がします。

ほぼ、全員が迷うことなく採用する住説と、採用の可否を選択する住説との2種類です。

その2種類に分けて、i-smartの標準品をご紹介したいと思います。

 

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i-smart デフォルトの標準設備

まずは、デフォルトで入っている標準の住宅設備からご紹介します。

よほどのことが無い限り、誰もが入れるであろう標準品たち。

  1. 全館床暖房 → 全館床暖は、住んでみて初めて本当にその強みを感じられる気がします。百聞は一見に如かずとは良く言ったもので、言葉で伝えてもらって想像していたのをはるかに超える快適さです。
  2. 防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ → 床暖の快適さを支えるのは家の気密性。トリプルサッシは気密性をより高めるための、強い味方です。
  3. RAYエアコン1台装備 → 設置場所をうまく工夫して、1台で全館冷房が可能な、高性能エアコンです。
  4. 全窓にハニカムシェード付き → 引っ越し時にカーテンを何も付けていなくても、とりあえずは生活できます。そして、ハニカムシェードの断熱性は、やはり床暖の快適性を支える強い味方。
  5. 外に直接アクセスする各窓に防犯アラーム付き → 地味だけれども、あるに越したことはないですね。
  6. パナソニック食洗器 → 採用を取りやめると減額あり。食洗機は、主婦の強い味方です。
  7. キッチンのIHクッキングヒーター → わが家はガスにしてしまいましたが(;^ω^)

このリストを見ると、これこそがi-smartという標準設備品たちですね。

床暖はもちろんのこと、ハニカムシェードやトリプルガラスを標準にしているHMは、私は聞いたことはありません

いずれも、一条工務店が前面に押し出して宣伝すべき設備だと思います。

 

間取り次第で採用できる標準品

基本的に誰もが入れる標準の住設以外に、間取りによって選択できる標準品が多いのも、また、i-smartの誇るべき特徴だと思います。

  1. 1.25坪のお風呂を選べる
  2. キッチンのワイドカウンターを選べる
  3. 洗面台ワイドサイズ、900サイズ~2100サイズまでを自由に選べる
  4. シューズウォールのサイズが1100~2750サイズまで選び放題
  5. システムクローゼット(ウォークインタイプを含む)は、6坪につきひとつ設置ができる。押し入れは無制限。
  6. 玄関の親子扉(種類によっては、オプション代金が必要となる)
  7. スリットスライダー(一条オリジナルの、天井から釣り下がる引き戸)又はリビングドア親子ドア
  8. ホスクリーン3つ → なぜに4つ(2ペア)でないのかという疑問は、営業さんも私も持っております。
  9. 幅12尺パノラマウィンドウ → わが家建築当時は、オプション代金がかかりませんでした。
  10. オープンステア → これまた、当時は標準でした。
2016年当時のものです。

 

わが家で採用できた標準の住宅設備品

これだけの標準の住宅設備を全部採用出来たら、ほーんとにステキですよね!

夢をふくらませながら、設計を進めます。

しかしながら、現実はそうは甘くありませんでした。

どれもこれも採用しようとすると、建坪はどんどん増えていきます。

やはり、家の大きさ、間取りとの兼ね合いで、採用するものしないものの取捨選択を迫られます。

わが家のように30坪の家だと、全くもって、入りきりませんっo(;△;)o

結局、妥協を重ねて、多々の標準品を諦めて、わが家のスペックはこのようになりました。

  1. お風呂1.25 → 坪数足りずに1坪。
  2. キッチンのワイドカウンター → 死守。
  3. 洗面台ワイドサイズ → 900サイズ、上部収納無し。一番小さいのになっちゃったさ。
  4. シューズウォールのサイズ → これまた最小1100サイズ。
  5. システム収納…6坪につきひとつ → 5つ付けられるのに2つ。それもそのうちの1つは最小サイズ。
  6. 玄関の親子扉 → 親子扉にはなりましたが、オプション代がかかる種類を選んでしまった。
  7. スリットスライダー及びリビングドア親子 → 付ける場所見当たらず。
  8. ホスクリーン3つ → 3つの標準に3つを追加して、合計6個、3ペアを付けました。いずれも大活躍中。
  9. 幅12尺パノラマウィンドウ → そんな広い壁はどこにあるんだっっ。耐久壁との関係で、設置は難しいと聞きます。
  10. オープンステア → これを最優先に間取りを考えたので、死守。

 

これらの標準設備を入れられない場合でも、減額はありません。(食洗器を除く)

なので、できればあれもこれも採用したいところですが、採用できたものがすごく少なくて、ちょーっと残念+損をした感じがしております。

一方で、損した思いはぬぐえないものの、デフォルトの標準が充実しているため、選択するタイプの住設を入れられなくても、生活上困ることは全くありません。

 

まとめ

一条工務店i-smartの標準住設の充実度は、最大のメリットでもありますが、わが家のように小さめのおうちを作るときにはちょっと残念な気持ちにさせる点でもありますね。

とはいえ、これだけの標準設備が充実している点は、一条工務店の良心的な面でもあるかと思います。

オプションの選択肢は多くはないと言われている一条工務店ですが、標準品の選択肢の広さは誇って良いのではないでしょうか。



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