壁紙選びは、家を設計している中で、最も楽しかったもののひとつでした。
それは、好きな壁紙を選ぶという側面において楽しかったのですが、一方で、失敗の許されない、メインどころの部分の壁紙選びには、もっと違ったやり方があったのではと、反省点として残っています。
メインどころとは、玄関リビングなどの一番面積の大きい壁紙と、キッチンの壁紙です。
大部分を占めるメインの壁紙を選ぶときには、選びきれなくて思考遮断してしまったのに、キッチン背面を選ぶのには時間と労力をかけすぎという、両極端な方法を取ってしまいましたが、どちらもの方法も決まったときには徒労感満載でした。
それは、私がやみ雲に壁紙サンプルを集めまくるというやり方が、効率的ではなかったことを表しているように思います。
今であれば、こういう選び方はしない気がしていますので、失敗例としてご紹介します。
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メインの壁紙
メインの壁紙選びは、誰もが迷うところだと思います。
だいたいは、白色にするのでしょうが、一口に白と言っても、種類の多さに驚きます。
素材感、光沢感、柄、色味。
メーカーごとも違いますので、候補は無数といっても良いでしょう。
その中からひとつをピックアップする…みなさん、どうやって選んでおられるのでしょか?
手元の小さなサンプルで色味の違いが分かったところで、大きな壁面に貼ったら、その差は全く分からないものになるでしょうし。
なので、メインの壁紙は、選べないから考えない!ことにしましたエェ━(´Д`υ)━・・・
一番最初に行った、サンゲツのショールームでおススメいただいた塗り壁風に決めて以来、それは貫くことにしました。
だって、ほんとに分からないもの…。
そして、一条工務店オリジナル壁紙の中にも、塗り壁風壁紙がありましたので、そちらにしました。
一条オリジナル壁紙の中にも、標準品とオプション品とがあり、実は、塗り壁風の壁紙は、両方にありました。
違いは、分かりま…せんねσ(^_^;)
上がオプション品、下がオリジナル品です。
オプション品の上の方が、多少、凸凹がはっきり出ているかなということと、壁紙の厚みが違いまいした。
壁紙の厚さが決め手となって、オプション品を選びました。
1部屋8,000円の追加でした。
その後、たまたま見つけた、すこーし色味の付いたメーカー品を見つけたときには、そちらにしておけば良かったと、あとから思いましたが。
メーカー品の方が、質感はかなり良いのが、写真を見ただけでも分ります。
少し色味が入っているところが、本当の塗り壁に近い感じもします。
貼れば、ほぼ白に見えるものの、ピカピカの白ではなく、落ち着いた感じになりそうでした。今のわが家は、まっしろーーーなお部屋になっていますのでね。
どこのメーカーのものだったか、写真しか残っていないので、今となっては分からないのが残念です。
キッチン背面
柄物
キッチン背面にはアクセントクロスを貼る方は多いですよね。
わが家もそちらにアクセントクロスを貼りたい!!
お気に入りの花柄かダマスク柄か、はたまたモロッカン柄か。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ
でも、いろんな写真を見ていると、ほとんどのキッチンのアクセントクロスは無地なのです。
なぜなのなぜなのと、さらに検索と続けましたところ、こんな話が見つけました。
なるほどー、納得。
そんなわけで、こんなにいっぱい集めた柄物壁紙たちの行き先がなくなってしまいましたウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!
無地
やはり無地だ!
ということで、候補を考えます。
明るくしたいので、グレー系は候補から外しました。
ティファニーブルー、ラデュレグレーン、ラデュレラベンダー、ピンク。
オンラインカタログを見て、片っ端から壁紙サンプルを取り寄せてみました。
画面上に似てるなーって思って取り寄せてみても、意外に、実物は全然色合いが違うものですね。
やはり、実物を見るのは大事です。
ラデュレグリーンは、右上の3枚が、まぁ、近い感じでしょうか。
でも、紙袋の真下くらいの濃さにしないと、壁紙としては目立たないかもしれません。
ブルーの方が、ティファニーに近い色がありそうですが、キッチンにブルーというのはちょっと馴染まない印象ではあります。
絞っていく
このように、集めたサンプルの中から、気に入ったものを選び出し、壁に貼りました。
どの色もラデュレをイメージする色だな。どんだけラデュレが好きなんだ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:!
家のテーマがフレンチシックなので、ラデュレ色が合わないわけないのですが。
さらに、こんなこともしてみました。
これ作るのに、結構時間かかったけども、あんまり意味なかった(´ε`;)ウーン…
そして、こんなに悩んで、こんなに時間と労力をかけたのに…結局は、キッチン背面にエコカラットを貼ることにしてしまいました、すみません…。
というのも、エコカラットのカタログで、好みの写真を見つけてしまったからなのです。
これだけの大騒ぎしたキッチン背面の壁紙選びは徒労だったということです。
まとめ
実は、家が建った後に、好みど真ん中の写真を見つけました。
いつか、壁紙を張り替えることがあったら、絶対にこうしよう!と思いました。
やはり、目で見ることは、想像力を遥かに超えるということです。
私は、乏しい想像力を駆使していろいろ試みたことが徒労に終わってしまったり、大事な壁紙選びには、どうせ考えても分からないから考えるのをやめーとしてしまったり。
やはり、たくさん写真を見て、そのままパクるのが一番安全…と、今は思うのです。
もちろん、壁紙のサンプルをたくさん見ることも大事です。
たくさん見たからこそ、気に入ったものが見つかって、全体としてはお気に入りの空間も出来上がりました。
ですが、「こういう雰囲気にしたい。」と、的を絞ってからたくさんのサンプルを見ていたら、こんな迷走はしなかったことでしょう。
もっともっと実際の部屋の写真を見るべきだった…と、反省しきりです。
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