1階を朝日ウッドテックライブナチュラルプレミアム、2階を標準の床と貼り分けた結果




家の床には、さまざまな素材、色、グレードがあります。

一条工務店で家を建てる場合にも、標準から選べる床と、追加料金を払って、オプションで選べる床とがあります。

設定されているオプション以外の床も、条件次第では選べるようなので、そういった点を含めると、かなり広い選択肢から選ぶことになります。

更に、設計時はサンプルの中から選ぶので、より一層迷うと思います。

床選びに迷走したわが家は、1階と2階とで別の床を選びました。

1階と2階で異なる床の家に、実際に住んでみての本音をご紹介します。

一条工務店の床のライナップ

一条工務店で家を建てる際に選べる床の種類を簡単にご紹介します。

アイスマート標準で選べる床は2種類

アイスマートの標準の床 EBコートフローリング

アイスマートで最も一般的な床といえるのが、EBコートフローリングです。

表面にEBコートがなされていて、防水性に優れて、手入れも簡単だそうです。

木のシートの上に、薄いコーティングを施したイメージのようです。

色は5色あります。

どれも良い色です。

実は、こちらの床は自然の木の色ではなくて、プリントしてあるものなので、オシャレな風合いが出せているようですし、どこの場所でも同じ色で統一感を出すことができます。

 

スタンダートの標準の床 高耐久フローリング・ピュアハード塗装

もう1種類の標準で選べる床は高耐久フローリングです。こちらは、木材を薄く加工した化粧板が乗せてあるフローリングです。

朝日ウッドテック社のライブナチュラルシリーズと同じものだと、営業さんから説明を受けました。

朝日ウッドテック社のライブナチュラルの一条工務店バージョンということです。

種類は、プレーン、ナチュラル、ミディアム、ダークの4色です。

これらは薄い木のシートを貼っているため、柄と色は自然の木の色になります。そのため、場所によって色が変わったりします。

 

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一条工務店 オプションで選べる床は2種類

銘木突板フローリング ライブナチュラル

ベースは一条オリジナルの高耐久フローリングと同じですが、貼ってある木の種類が異なります。

一条工務店のオプションとして用意されているのは、チーク、サペリ、カリン、ブラックウォールナットの4種類です。

床の昨日としては同じですが、色合いや木の柄が、美しいものを選りすぐっているのが特徴です。

朝日ウッドテック ライブナチュラルプレミアム

こちらのオプションについては、別記事で熱く語っておりますので、そちらをご参照ください。

床オプション-朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアムをオススメする訳

2018年2月14日

現在(2018年)、3種類が一条工務店のオプションとして用意されています。

ハードメイプル、ブラックウォールナットです。

 

ライブナチュラルプレミアム採用のネックは、お値段

朝日ウッドテック社のショールームに何度か足を運んで、悩みに悩んだ結果、わが家は朝日ウッドテック社のイチオシのライブナチュラルプレミアムの中から、ハードメイプルに決めました。

色味も風合いもとても気に入りましたので、全部屋をハードメイプルにする予定でした。

しかしながら、ライブナチュラルプレミアムの床は、はっきり言ってお高いです。

一番お安いハードメイプルでさえ、坪単価が23,000円でしたので、たとえ30坪というコンパクトハウスのわが家であっても、なかなか踏ん切りのつかないお値段でした。

全館で採用するとなると、ざっくりですが、75万円近い金額となります。

コストダウンのための妥協案

そこで出た案が、1階と2階とを別の床を貼るという案でした。

ライブナチュラルプレミアムは1階のみとし、2階には標準の床「プレーン」を貼るというもの。

確かに、標準床のプレーンはハードメイプルと同じ傾向の色でしたので、妥協案としては良いものと思い、検討しました。

これであれば、1階から、階段、2階へとさほど違和感がなく同じ色合いで続いて行けそうです。

結果、金額を抑えることを優先とし、この妥協案を採用した次第です。

 

ライブナチュラルプレミアムと標準床と階段の色の比較

それでは、1階がライブナチュラルプレミアムのハードメイプル、階段がライト、2階がナチュラルとなったわが家の様子をご紹介します。

ハードメイプルとライトの比較

まずは、ハードメイプルの床とライトの階段の共演。

トーンは全く同じなので、色味の差は目立たないのがおわかりいただけると思います。

 

さて、寄ってみましょう。

素材がそもそも違うので、このように比較してみると、確かに違います。

そして、ライブナチュラルプレミアムの素材感の良さが、より引き立つのは否めません。

 

ライトとプレーンの比較

2階に上がってみましょう。

1階と違い、2階は直接プレーン色とライト色が区切りの場所があります。しかし、違和感は全くありません。写真では、その境目がわからないくらいです。

 

ハードメイプルとプレーンの差

実は、ライブナチュラルプレミアムと標準の床は、板の幅が違います。

ライブナチュラルプレミアムは、1枚45cm幅に対して、2列の板の組み合わせです。

 

一方で、標準の床は、45cm幅のところに、3列の板が貼られています。

 

写真では分かりにくいですが、溝の深さも違います。

質感、足で踏んだ感じも全く違います。

群を抜いて1階の床は素敵でしたし、少し頑張って、2階も同じものにしたかったなと、当時は思いました。

 

節約できた金額は、340,000円

このように、わが家は1階と2階との床を別のものを貼りました。

ライブナチュラルプレミアムのハードメイプルを貼るためのオプション代金は、374,800円でした。

1階と2階との床の貼り分けをするためには、30,000円が必要でした。

そのため、ざっくりとした金額ですが、374,800円-30,000円=344,800円の節約ができたと考えています。

 

まとめ

家ができあがり、2年以上が経過し、この家での生活が、「普通」になってくると、生活の中で床なんていちいち見ませんし、1階と2階とを比較することもありません。

それこそ、1階をライブナチュラルプレミアムの床にして良かったなぁなどと感慨にひたるようなことは、ほとんどありません。

それならば、高い金額を支払ってまで、高級な床にする必要なかったのではないか・・・と、思うことも無いわけではありません。

それでも、時おり部屋を見渡すと、見た目の美しさは秀逸だなと思います。

改めて、1階と2階の床を見比べると、1階のプレミアムの床の方が高級感があります。

床の見た目は、部屋全体のイメージアップには一役買っていることは確かですし、ライブナチュラルプレミアムの床は、わが家の自慢の床であることには、間違いありません。

そして、家で過ごす時間は、圧倒的にリビングのある1階ですし、1階と2階の差も全く気にならないことから、高いオプション代がかかる床を1階だけにしたのは、間違いではなかったと思います。

 



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