フロアコーティング-犬を飼っているお宅には絶対におススメ、メリット4つとおまけ




わが家では犬を飼っているので、滑る床はNGです。

わんこたちは、滑る床を長期間歩いていると、股関節を痛めます。悪化すると、手術になります。犬たちもかわいそうですし、治療費は高額になります。

旧宅では、滑り防止のために、家中のフローリングにマットを敷いてました。

マットを敷くと、部屋が雑然とした印象になりますよね。

せっかくの新しい家では、この雑然感を一掃したい。

悩みに悩んで採用した、ライブナチュラルプレミアムの床をラグなので隠すことなく、愛でながら生活したい。

ということで、わんこたちのために、ペット用フロアコーティングを施すことは、わが家にとっては設計段階からの決定事項でした。

【一条工務店】床オプション-ライブナチュラルプレミアムに決めた訳は、階段との色の相性

 

どの社のどの商品を施工するか

各社の違いを比較検討するのが難しい

問題なのは、する or しないではなくて、どの業者さんでするかということだけでした。

例えば、ペットのためのイベントに行ったりすると、多くのフロアコーティングの会社が出展していたます。

ネット検索しても、ペット用床施工の会社はいっぱい出てきます。

正直、どこの会社が良いのか、どの製品が良いのか判断ができません。

というのも、1階はA社、2階はB社で施工しましたとか、前回はC社でしましたが、今回はD社でしました…なんていうお宅は、普通はないからです。

実際のものを比較検討するということがとても難しい分野なのです。

そんなときに頼りになるのは、やっぱり一条工務店で家を建てて、実際にフロアコーティングした方々のブログです。

頻出している森のしずくとエコプロートの2社です。

少なくとも、この2社は、多くの一条のおうちの施工経験があるわけです。

それは、大きな安心材料のひとつです。

なので、この2社で見積もりを取ってみました。

どちらも、ペット用のコーティングが施工できます。

が、ほとんど値段に差はありませんでしたので、値段で決定するに至らずです。

ショールームへ

迷ったときは、実物を見るが、鉄則。

はい、ショールームに行ってきました。

森のしずくにも、エコプロートにも、ショールームはありましたが、30年保証の付いている森のしずく社が第一候補だったため、そちらに先に出向きました。

森のしずく 株式会社ゆはかのこのショールームです。

 

ありがたいことに、本犬たちを実際に歩かせることが可能です。

早速、ショールームの中を探検です。

 

森のしずく社のコーティングには、ナノピークス、ナノグラスコート、UVコートの3種類と、ペット用のシアンコートがあります。(2016年当時)

ショールームには、3種類の通常コーティングが施された床が展示してありました。

ペット用シアンコートは、もともとあるナノピークスを分厚くしたようなイメージだそうで、ナノピークスと質感がそれほど変わらないため、展示品は無いとのことでした。

右側の艶消しっぽいタイプが、ナノピークス。

わんこが乗っているピカピカのが、ナノグラスコート。

両者の違いは、見た目という点が一番大きいそう。

 

こっちは、UVフロアコーティング。艶感は、中間くらいのイメージ。

 

どのコーティングでも、わんこたち滑らず楽々歩いてました。

 

一見、滑りそうな床の風合いですが、しっかりグリップが効いて歩いてました。

ほら、これなら足を痛めないで済むね。

 

どの種類を選択するか

さて、では、うちではどのコーティングにしましょうか。

ペット用コーティングにするか、一般的なものにするか。

はたまた、エコプロコート社の「愛犬の床」にするか。

一番人気なのが、艶感の少ない「ナノピークス」だそうです。

説明してくださった森のしずく社の方によると、ペット用「シアンコート」は、大型犬の爪でも対応できるくらいの厚さにしてあるもの。

素材自体は、ナノピークスと同じなので、ふわふわ☆わんこくらいのサイズなら、「ナノピークス」で十分ではというお話しでした。

そして、艶なしタイプが好みなら、なおのこと、「ナノピークス」が良いのではとお勧めいただきました。

もし、つやつやな仕上がりが好みなら、エコプロ社の「愛犬の床」が、そういうタイプですと教えてくださいました。

他社さんの良いところもしっかり把握して説明くださったことに信頼が持てました。

ということで。

私は、艶なしの方が好みだったのもあり、エコプロコート社のショールームに行く前に、森のしずく社の「ナノピークス」に決めてしまいました。

 

Sponsored Link

 

住んでみて、より良さを実感

コーティングすることへの葛藤もあった

当初は、フロアコーティングをすることに躊躇する気持ちもありました。

わが家が採用したライブナチュラルプレミアムは、足ざわりの感覚が抜群に良い床です。

その触感こそが、プレミアム床がプレミアムたる所以と言っても良いくらいのことです。

それを、失くしてしまうフロアコーティングは、したくない…けど、しなくちゃいけない…という、葛藤でした。

でも、やはり飼い主とふわふわ☆わんことにとっての快適な家づくりが目標だったので、フロアコーティング施工に踏み切りました。

フロアコーティングのメリットは5つ

メリット① 犬が滑らない床

犬たちは、ほんとに歩きやすそうです。

ダッシュだって、全然OK!

引っ張りっこだってお手の物。

メリット② 人間も滑らない

実は、人間にとっても、滑らないということは歩きやすいです。

これから年齢を重ねていくと、その良さは、ますます実感することになりそうです。

実際、1階だけのコーティングを検討しましたが、森のしずくの方に、それはやめた方が良いです、2階だけ滑りやすいのは、却って危ないですよとアドバイスをいただきました。

バリアフリーを目指すおうちにこそ、おススメしたいです。

メリット③ 粗相にストレスフリー

犬は、やっぱり粗相します。

完璧にトイレをしつけてありますし、きれい好きのふわふわ☆わんこですが、犬たちは人間の何倍もの速さで年を取ります。必ず介護のときが来て、どうしても粗相してしまうことはあります。

そんなときでも、床はきれいに掃除ができます。

匂いもシミも、まったく残りません。ささっと拭くだけです。

介護ストレスの中で、「きーーーー、床を汚されたーーーー!!!掃除大変!!!」というイライラから解放されたのは、想像を超えたメリットでした。

経験しないと分からなかったことだなと思います。

メリット④ 水はね、水分こぼしにストレスフリー

お料理してると、水やら油やら、いろいろ飛びます、こぼします。

普通に生活してても、いろいろこぼします。

そんなときも、床は、水分をはじくので、ササっと吹けばOKです。

シミになりません。

おまけ程度のメリット 傷は気にならないわけではないけれど

傷はつきます。

傷も付かないと思いがちですが、それなりに付きます。

ただし、コーティングの部分が傷ついている感じで、床の本体が穴が空いたりというようなことはありません。

よくよく見ると、細かいのがいーーーっぱいという傷です。

でも、それは生活していく上では防ぎようのないことです。

コーティングしていないで、床本体が傷つくよりは、ずっとストレスは少ないように思います。

傷が付くなら、メリットではないではないか…とも思えますが。

物を落としても、いちいち、「あーーー、やっちゃった。」という気持ちから解放されるのですから、これも、また、コーティングのメリットと言えると思います。

 

まとめ

わんこのためを思って施工したフロアコーティングですが、人間にとっても良いことがたくさんありました。

犬を飼っている方には、強くお勧めしたいフロアコーティングのお話でした。



Sponsored Link