新築オプションの後悔ポイント 自動が必ずしも便利なわけではない




ワタクシ、自動もの、大好きです。

超無精人間ですので、自動なものがあれば、すぐ食いつきます。

最新の装備、大好きです。

そんな性格が幸いして(?w)家を建てる際に、オプション選びをしていて、自動と名の付くものはどんどん採用しました。

主なものは、玄関ドアの鍵、キッチンの水栓、トイレ、電気スイッチです。

しかしながら、わが家ではやみ雲に自動だからという理由だけで採用して、返って使い勝手が悪くなったオプションもあり、後悔ポイントとなっております。

自動というだけで採用するのではなく、使用感はじっくり考えてみるべきだったなと反省の意味を込めて、まとめました。

 

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自動を採用して良かったオプション

もちろん、文句なく自動で良かったオプションもあります。

それは、玄関ドアのキーガルキーです。

一条工務店は、三共アルミのドアを使用しますが、そちらに付いているキーガルキーをオプションで付けることができます。

キーガルとは、玄関ドアリモコン錠の名称です。

バッグやポケットにリモコン錠を入れていれば、ボタンを押すだけで玄関ドアの施錠解錠ができるという優れもの。

鞄から鍵を出すというのは、ほんのちょっとの動作と思うかもしれません。

でも、そのほんのちょっとから解放されることが、こんなにも楽ちんなんだー!と実感します。

両手に荷物を持っているときなどは、キーガルキー、神だっ!と思います:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

車だって、昨今はリモコンキーがほとんどですよね。

それと同じで、家にもリモコンキーが便利なんです。

なぜ、このリモコンキーはこんなに便利なのか。

それは、1動作で施錠解錠が完結するからです。人間の動作は、その回数が少ないほど楽ちんにになるのです。

強いて言うならが、ドアノブを掴んだだけで解錠してほしいくらいです。

車がそうなのですから、技術はあるはずです。

さらに、ドアが開くのも自動だったら、それはもっと便利かもしれませんが…ね。

 

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不便なのは、自動と手動の混在

キッチン タッチレス水栓

しかしながら、盲点は、自動と手動が混在したときにありました。

一見便利そうと思い、何も考えずに採用したものが、実は、自動と手動が混在する結果となり、もろ手を挙げて絶対におススメ…とは言いづらくなっているオプションがあります。

ひとつめは、キッチンの水栓です。

LIXILのセンサー式タッチレス水栓を採用しました。

グースネックなのが気に入っていたのと、自動でしょ、そりゃ採用よっ・・・と、実際に試すこともなく、よくよく考えもせずに採用してしまいました。

写真は、お借りしたものですが、こういう水栓です。

しかし、タッチレスという名前がクセモノでした。

タッチレス=自動では無かったということです。

自動なのは、水を出すときと止めるときだけなのです。

水の温度と水圧は、根本のレバーで手動で行わなければなりません。

・・・だったら、その根本のレバーだけの普通の水栓で良いじゃないか。

タッチレスでなかったら、レバーだけで全てのことが1動作で行えるのに、タッチレスと名の付くこの水栓は、水を出すことと、温度と水圧を調整するということを、別々に2度の動作に分けて操作をしなければならないんです。

まず、手を水栓の上にかざして水を出す、その後に根元のレバーにて水圧と水温を調整します。

前回と同じ水圧、水温で出すのであれば、このタッチレス水栓はかなり便利です。

でも、やっぱり、水温水圧は変えたいことがほとんどです。

その都度都度のめんどくささは、タッチレスの便利さを掻き消してしまいます。

私にとっては、あまり意味のなかったタッチレス水栓でした。

手を下にかざすだけで水が出るタイプ、本当の意味での自動水栓もありますし、足元にスイッチがあって、水のオンオフを操作するタイプもあります。(一条の設定オプション外ですが。)

そういった、他の候補も合わせて検討すべきだったと、後悔が残ったオプションとなりました。

トイレと手洗いの水栓と電気

後悔ポイント二つ目は、わが家の1階トイレにまつわる一連の動線のところです。

間取りを載せます。

オレンジ色の部分が自動で電気が付く位置です。青線が動線です。

 

右下の部屋から出てきて、左のトイレに入り、真ん中のシンクで手を洗うのが、1階のトイレを使用するときの動線となります。

① 玄関ホールで、自動で電気が付きます。

② トイレの電気が自動で付いて、便器フタも自動で上がります。

③ 自動でトイレの水が流れます。

④ 洗面台に立って、初めて電気スイッチを手動で付け、手動で水を出し、手を洗い、水を止め、電気を消す。

いやはや、この④の一連の作業が、めっさ面倒なんです。

このめんどくささは、「なんか、もう、面倒で、やだーーーー!!」なレベルです。

ふと、「あれ、ここで水栓をあげるんだっけ?」と、考えないといけません。

無意識で動いている中で、ふと、脳みそにスイッチが入る感覚です。

全部が手動なら、その一連の作業の中で、洗面の水を出すことはなんとも思いません。

だって、2階では、そうなんですから。

2階は全部が手動なので、無意識に手動でものごとが進んでいくから、苦痛ではないのです。(もちろん、全部が自動だったら、より快適だったとは思いますが。)

ですが、1階は、いちいち考えなくてはならず、あれ、ここ手動?と、毎回ひっかかるわけです。

この感じが、すごい苦痛!!

自動と手動が混在していると、無意識で一連の作業を行うことができず、考えないといけない。

それが面倒という感覚につながるようです。

全部手動、全部自動であれば、脳みそはOFFのままでいられるので、苦痛感はありません。

キッチンではなくて、こここそ、こここそ!!!自動水栓ですよっっっウワァァ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ン!!

 

まとめ

なんでもやみくもに自動にするのが良いわけではないということを実感する日々です。

自動は、全てが自動だからこそ、その便利さを最大限に発揮できるものだと思います。

でも、実際に使ってみないと分かりませんでした。

単独では、どれも便利な機能です。

せっかくの便利な機能を最大限に生かすためには、組み合わせの工夫が必要だと思いました。



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